


歴史文化
マルタの歴史は、約5,500年前の紀元前3,500年前頃にさかのぼります。ヨーロッパにはまだ他の文明もない頃で、マルタ島では様々な巨石建築が作られていました。これらを一般的にマルタ島の巨石文明と呼びます。ただ、その頃の文明には文字が用いられておらず、マルタの巨石文明には多くの謎があります。今日でもマルタ島にはたくさんの遺跡があり、観光名所となっています。
気候
マルタのベストシーズンは、4月~9月頃と言われています。この間、温暖な気候で、雨はほとんど降りません。日中の気温は20度~30度まで上がり、暑いと感じますが湿気が少ないため不快な暑さではなく、夏場にエアコンのない室内でも扇風機程度があれば快適に寝られるような気候です。10月~2月頃は雨季となり、雨が多く降りますがそれでも日本の梅雨のように1日中雨が降るということは珍しい。真冬の気温もそれほど低くなりませんが、島独特の強い風のせいで寒く感じるでしょう。
治安
マルタは非常に治安のいい国で、外で食事をして深夜に徒歩で帰宅をしてもそれほど危険を感じることはないでしょう。ただ、すりやひったくりなどの軽犯罪は非常に多く、学生寮に空き巣などの被害が出ることもあります。持ち物には十分注意しましょう。
物価
マルタの物価は基本的に日本と比較して安いです。ただ、輸入品などは日本より高く感じることもあるでしょう。
交通
マルタは小さな国ですので、留学した際の通学は徒歩で通えることが多いです。乗るとしてもバスに少し乗る程度です。マルタ国内の主な交通機関はバスで、約60円程度でたいていのところには行けるようです。1日パス、3日パス、1週間パスなどの乗り放題定期も販売されています。
言語
マルタの公用語は英語とマルタ語です。住民は主にマルタ語を使う人も多いようですが、英語で話しかければ英語で返してくれます。またマルタ留学の魅力の一つは、ほとんどの学生がヨーロッパからの留学生で、皆、会話力に優れている点です。そういう友人を多く持ち、学内、学外で付き合うことで自然と会話力が見いついていきます。
時差
マルタとの時差はサマータイムがあるためシーズンにより異なります。マルタのサマータイム(夏時間)は3月の最終日曜から10月最終日曜までとなり、その間の時差はマイナス7時間です。サマータイム以外の時差は、さらにマイナス1時間となり、合計マイナス8時間となります。日本時間マイナス7又は8にて計算することができます。
電圧について
240ボルト、50ヘルツですので、日本から持参して、240ボルトに対応をしてない電化製品をお持ちの場合は必ず変圧器を利用してください。プラグの計上は、イギリス同じBF型です。
祝祭日
ヴァレッタ

首都でも有るヴァレッタは本島の北東部に位置し、地中海に浮かぶ歴史的な都市。世界遺産にも登録されているこの都市の一番の見所は、聖ヨハネ大聖堂。シンプルな外観からは想像できないほどに内観の絢爛豪華なつくりになっており、バロック式の装飾が至る所に施されている。また、聖ヨハネ大聖堂美術館や岸団長の宮殿なども歴史を見て学び、感じる事ができる歴史的建造物となっている。町中の道路はさいの目上に張り巡らされている為、地図を見ながら散策するにもとても分かりやすい。
最高気温
最低気温
スリーマ

ヴァレッタから車で約15分ほどの場所に位置するスリーマは住宅街が立ち並ぶ近代都市。南エリアにはゴゾ島へアクセスできるツアー船やヴァレッタへ行き来できる連絡船の発着所などもある。市内には緑が多い公園や遊歩道などがあり夏には地元住民をはじめたくさんのリゾート客で夜遅くまで賑わいを見せる。中心地には多くのカフェやホテル、ショップ、レストランが点在する。また、海岸ではウィンドサーフィンやダイビング、パラセーリンなどのマリンスポーツを楽しむ事ができるのも魅力。
最高気温
最低気温
サンジュリアン

スリーマから広がる海沿いに広がる街。湾内には多くの船が停留し、地中海ならではの景観。カフェやクラブ、カジノもあり、ナイト・スポットとしても有名。近代的でお洒落な雰囲気のこの都市は夜遅くまで営業をしているレストランやナイトクラブ、パブが多く存在し、眠らない街といわれている。大きなショッピングセンターもあり、夜になると街全体が美しくライトアップされるため大通りであれば一人歩きも可能。