PartIではアメリカのH1-Bと呼ばれる就労ビザが定員オーバーのためまず抽選となる狭き門であることをご説明させて頂きました。今回は、それ以外に何か方法がないのか?というご案内となります。

 

OPT(Optional Practical Training)を利用する

OPT(Optional Practical Training)とは、アメリカにある2年制カレッジや大学を卒業するか、又はそれに相当するコースを修了すると得られる就業許可のことです。期間は通常1年間で、科学、数学、工学など特定の分野での専攻で学位を取得した学生は最長29ヶ月間まで延長することが可能です。ビザは学生ビザのままですが、OPTを申請することにより学んだ分野での就業が可能となります。うまく行けばOPT後も正式採用となる可能性はあります。(PartIで記載したビザの問題はありますが・・・・)

 

 

J1ビザの研修制度を利用する

OPTは条件さえ満たしていればほぼ確実に許可をもらえるものではありますが、アメリカに長期留学を行いその結果として得られるものなので非常に長期での計画が必要で、また資金も非常にたくさんかかります。

 

それに対してもう少しお手軽にアメリカで就労する方法がJ1ビザでのインターンシップと呼ばれる研修制度です。J1インターンシップは、ある一定の条件さえ満たしていれば、最長18ヶ月までの就業(研修)が可能で、留学をすることなく、日本から直接研修に参加することが可能です。しかも期間は、OPTより半年長い18ヶ月間ですので、長期でしっかりと体験ができます。

 

一定の条件とは、細かくは色々とございますが、基本的には下記の条件となります。

 

①学歴、職歴の条件
-4年制大学在学中の方は12ヶ月までのJ1インターンシップが可能
-4年制大学卒で1年以上の職歴がある方は、18ヶ月までのJ1インターンシップが可能
-高校卒、専門卒、短大卒の方で、5年以上の職歴(アルバイトや派遣なども含む)は、18ヶ月までのJ1インターンシップが可能。

 

②英語力
英語でのコミュニケーションがある程度取れるレベル(英語の環境である程度指示が聞ける。)※特定のスコアなどは求められません。

 

以上の条件を満たしている方は、J1インターンシップに参加できる可能性が高いので、ご興味のある方はぜひ当センターまでご相談下さい。

 

 

ご興味のある方は・・・

当センターでは現地オフィスにて現地企業と提携し、インターンシップ生のご紹介を行っております。OPTJ1インターンシップもいずれもご紹介可能ですのでご興味のある方はぜひお気軽にご相談下さい。インターンシップホームページもご覧下さい。

 

partII-2