留学をする際に、語学学校に通いたいという時は、申込書や申込金を準備するだけで良いのですが、海外の大学・カレッジに留学したい場合、申込書や申込金以外にも成績証明書や残高証明書、エッセイなどが必要となるケースが多く、手続きも複雑で、入学審査も大変厳しく、入学すること自体難しくなっています。

しかし、推薦状を書いてもらうことで、入学審査の際にかなり有利になることは間違いありません。
成績表やTOEFLなどのスコアと同じく重要視される書類の一つなのです。

推薦状は誰に書いてもらえばいいの?

推薦状というのは、あなたの学業や人格などについて同じ分野で活躍している、または認められた地位に属している方からの第三者評価がどのようになっているのかを見るために使用されます。
そのため、推薦状を書いてもらう場合は、お世話になったゼミの教授、もしくは卒業論文の担当にあたった教授に作成依頼をすることが好ましいでしょう。
会社に勤めている方の場合、自分のことをよく知ってくれている上司に作成依頼をしましょう。

また、書いてもらう人を選ぶ際に、自分が行きたい学部に関連した、もしくは同じ分野の方に頼むことが重要です。
物理学に進みたい場合、物理学の分野で有名な方に依頼する方がより良い推薦状を書いてもらえることもありますし、上司に依頼する場合は自分が行きたい分野に沿った内容の推薦状を書いてもらった方が効果的な推薦状と言えます。

教授が推薦状を書きたがらない…そんな時は?

しかし、多くの教授や上司は、推薦状に何を書けばいいのか分からなかったり、英文に自信が無かったりと、書きたがらないケースがとても多く、中には断られてしまうという方も少なくありません。

そういった場合、推薦状の作成依頼をする際に下書きを一緒に持っていき、内容に問題が無いか確認してもらい、サインをするだけでいいという状態を作っておくと教授や上司も承諾してくれる可能性が高くなるのでおすすめです。
また、推薦者の許可は必要になりますが、推薦状の代筆サービスを行っているところもあります。
お金は掛かってしまいますが、一つの選択肢として考えておきましょう。