アメリカ留学での食事のマナー

多国籍の人たちと交流するメリット

「いただきます」「ごちそうさま」といった食事の挨拶は、日本ではマナーの1つです。
しかし、アメリカではこのような挨拶がありません。
感謝の意思を表示したい時は、食事中や食後に「Delicious」などの単語で伝えるようにしましょう。

ただし家庭によっては食事前にお祈りをする場合もあります。
その場合は宗教が違ったとしても、一緒にお祈りをするようにしましょう。
相手の習慣を尊重する気持ちが大切です。

パンはちぎって食べる

日本ではパンに直接口を付けて食べる場合もありますが、アメリカではマナー違反と捉えられることのある食べ方です。
パンは一口大に手でちぎってから食べるようにしましょう。

スープの飲み方には注意

スープの飲み方には2つのマナーがあります。
1、スープをかき混ぜない
日本では飲む前にスープやみそ汁をかき混ぜる人も少なくありませんが、アメリカでは控えるようにしましょう。

2、音を立ててすするように飲まない
麺や汁物をすすって味わうことは日本独特の文化です。
アメリカでは周りの人を不快にさせてしまったり、下品だと思われてしまったりすることもあります。
音を立てないように、注意して飲むようにしましょう。

遠くのものを自分で取らない

広いテーブルで食事を取っている時は、調味料に手が届かない場合もあるかと思います。
1人でいる時は別ですが、複数人でテーブルを囲んでいる場合は、近くの人に取ってもらうようにしましょう。
椅子から腰を上げて腕を伸ばしたりするのはマナー違反です。

外食時のマナー

留学中、レストランやカフェなどで食事をとる際にも、日本とは異なるマナーがあるので注意が必要です。
例えば、店員を呼ぶ時は目や手を使って合図するという点です。
大きな声で店員を呼んだりすることは控えましょう。

また、会計はテーブルで行うことがほとんどです。
日本のようにレジで会計することはほとんどないため、伝票も食べ終わった後にもらいます。
店員に声をかけ、伝票をもらってから会計をするようにしましょう。
チップは10~25%程度が基本です。

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