留学の前に確認必須!在留届とは?

在留届とは?

3ヶ月以上海外に滞在する場合は、住所や居所を大使館・総領事館に届け出なければなりません。
この届け出のことを、「在留届」と言います。
在留届は、災害や事件があった場合の安否確認や、緊急連絡、救護などに役立てられます。
その他、家族からの問い合わせに答える際にも利用されるため、必ず届け出を行う必要があります。

在留届を提出する方法

まず在留届は、留学先の住所が決まってから提出を行います。
留学先へ到着する前に住所が決まっている場合が多いかと思いますが、提出は現地に到着してから行ってください。

在留届を提出するには3つの方法があります。
・大使館・総領事館に直接提出する
・郵便、FAX、メールなどで送付する
・オンラインで提出する

在留届に記入する情報は、氏名、本籍、旅券番号、連絡先、配偶者・子どもなどです。
用紙は大使館・総領事館で入手できるほか、インターネットからダウンロードすることもできます。
記入した在留届を各種の方法で提出しましょう。
最も簡単な方法が、外務省の「ORRネット」を利用して提出する方法です。
注意事項を確認した上で、webページから登録を行いましょう。

在留届は3ヶ月以内の滞在でも提出できる

在留届は、滞在が3ヶ月以内でも提出することができます。
前述の通り、在留届を提出することにはいくつかのメリットがあります。
いつどんな時に、災害やトラブルに巻き込まれるかは分かりません。
短期留学の場合でも、万が一に備えて在留届を提出しておくと安心です。

帰国や引越しの際は帰国届・変更届を提出する

帰国する際や居所を変えることになった際には、それぞれ帰国届・変更届の提出が必要になります。
これらの届け出を怠ると、緊急時に安否の確認が取れなかったり、余計な混乱を招いたりしてしまう可能性があります。
必ず提出するようにしましょう。

在留届は、災害や事件の際だけでなく、パスポートを紛失した際、トラブルを目撃して通報した際などにも活用されます。
しっかり届け出を行うことで、留学をより安心・安全なものにできるのです。

トップに戻る