留学するならどっち?アメリカとカナダの違いとは

費用面で選ぶ

留学でネックになりやすい費用面ではどちらが良いのでしょうか?

往復航空費

羽田や成田からロサンゼルスとニューヨークの直行便を利用した場合、ロサンゼルスは8万円から10万円程、ニューヨークなら10万円から11万円程が相場です。
バンクーバーとトロントの直行便を使用する場合は、バンクーバーだと7万円から8万円程、トロントは8万円から11万円程が相場になります。
航空費だと大きな差はありませんが、カナダの方が少し安めです。
しかし、繁忙期によって金額は変わるので注意しましょう。

滞在費などの諸経費

留学では滞在費や学費、ビザ申告料といった諸経費がかかります。
アメリカで1ヶ月間ホームステイした場合、滞在費は9万円から13万円程、語学学校の学費が10万円から20万円程、学生ビザは5万円程が相場です。

カナダの場合はホームステイで8万円から10万円程、語学学校の学費が8万円から14万円程、eTA(電子渡航認証)は550円程が相場となります。
こちらもカナダがやや安いですが、大きな差がみられません。

なお、アメリカはワーキングホリデービザがなく、学生ビザを取得してもアルバイトが困難で学内アルバイトに限定される可能性があります。
カナダの場合は学生ビザでフルタイム通学の場合、労働ビザなしで週20時間働くことができ、ワーキングホリデービザも用意されています。
ビザにも違いがあることを理解しておきましょう。

学習環境から選ぶ場合

費用ではなく学習環境から留学先を選びたい場合はどうなのでしょうか?

アメリカはワーキングホリデーがないため、お店の従業員はアメリカ人のケースが多いでしょう。
そうなると英語で会話する生活が基本となるため、英語が流暢でネイティブな英語をもっと学びたいと考えている人には適しています。

カナダの主要都市には日本人をはじめ、様々な国の人が生活をしています。
日本人の従業員がいるお店も多いので、英語に少し自信がない人も留学しやすい国と言えます。
移民の受け入れも多く、英語や日本語以外の母国語に触れる機会も多く、他の言語にも興味がある人にも合っているでしょう。

自分がどんなことを、どのように学びたいか明確にし、アメリカかカナダを選択することが大切です。

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