基本情報

今回の参加者である富永かれんさんは、小児看護師を目指す将来の自分の支えになるような経験をしたいという思いで、大学入学前にこのプログラムに参加してくださいました。

 

参加者基本情報

【氏名】富永 かれん 様

【職業】高校生(3年生)

【プログラム】タイ教育プログラム(チャイルドティーチ)

【期間】5週間

 

 

行先地域情報

【国名】タイ王国

【地域】ホアヒン

【言語】タイ語(英語はほとんど用いない)

【人口】約6,600万人

【広さ】約51.4万km²(日本の1.4倍)

【通貨】バーツ(1バーツ=約3.9円)

【時差】-2時間

【距離】成田国際空港からバンコクまで直行便で約7時間15分、バンコクから3時間

 

それでは富永さんの経験談をご紹介していきます。

 

今回のボランティアに参加したきっかけは何ですか?

 

教育ボランティアを選んだ理由

私は将来、看護師として働きたくて進学先の大学でも看護学部に進むことになっています。

看護師の中でも、小児看護に携わりたいと考えているので、将来的に自分の支えになる経験として、子供との接し方などをどこかのタイミングで学びたいと考えていました。

 

もちろん、日本でもそのような経験は積めると思いますが、それとは別にいつか海外留学にも行きたいという興味がありました。

ですが、高校在学中は忙しくてなかなかタイミングがなかったし、大学進学後も授業や実習など忙しい学部なので時間は取れないだろうなと考えていました。

 

そんな時に、志望先の大学から早期合格をいただけて、時間に余裕が持てるようになり、海外留学について調べるようになりました。

そこでこのプログラムを紹介してもらい、自分の叶えたいことにぴったりだと思い、参加を決めました。

 

タイのホアヒンを選んだ理由

他の国や地域でも、小さな子供たちに教育をするプログラムはありました。

ただ私は、せっかく行くのであれば発展した都市部の地域でボランティアをするより、都市部から離れたローカルな場所で参加できるプログラムがいいと思い、探していました。

 

また、過去に家族旅行で台湾を訪れた際に、東南アジアの文化や雰囲気に魅了され、東南アジアの国にまた行きたいと考えていました。

そういったことを伝えたら今回のホアヒンを紹介され、今までホアヒンという地名は聞いたことがなかったので自分で色々調べてみたら、私が求める環境にちょうど良い場所だと感じ、タイのホアヒンに決めました。

 

出発前の不安や実際行ってみてどんな印象を受けましたか?

 

まず、出発前ですがホアヒンに関して事前知識や先入観など何もなかったので、不安になるような要素が自分の中に何も無かったので逆に不安はありませんでした。(笑)

行ってみなきゃわからないというのが正直な気持ちでした。

 

実際に行ってみると、バンコクから車で3時間くらいとかなり離れた地域だったので、全然人も少なくて田舎だなという印象でした。大きな建物とかもなかったですし。

特に私が滞在していた宿泊施設はホアヒンの中でも繁華街から離れている場所だったので、本当に周りに人が全然いなかったです。

 

ですが、現地の方々は本当に皆さん人が良くて、温かく受け入れてくれて素敵な人ばかりでした。

治安もすごく良くて、トラブルも全くなかったので不安に感じることはありませんでした。

 

プログラムの参加者はどのような人たちでしたか?

 

参加者は1番多かった週で6人、少なかった時で3人でした。

週ごとに参加者が抜けたり入ったりでコロコロ変わっていたので、同じ人たちとずっと活動していたわけではなかったですが、皆さんとても素敵な仲間でした。

 

国籍で言うと、やはりヨーロッパの方がすごく多くて、ノルウェーやデンマークの方が多かった印象があります。

年齢はバラバラで、1番若い子だと16歳の韓国の女の子がいました。

18~22歳くらいの私と同じ世代の方が1番多くて、それを超えると30代で社会人として働いている方などもいました。

 

もちろん、日本人は私1人だけでした。

男女比率で言うと、圧倒的に女性が多かったですね。

 

 

プログラムの1日のスケジュールはどのようなものでしたか?

 

朝起きて朝ご飯を食べたらすぐ各々の配置につきます。

私が行った幼稚園では朝礼の前に少し子供たちと遊んで、朝礼を10分くらいしてから私たちボランティア参加者に時間が与えられます。

 

そこで、1日2時間子供たちに教育をするのですが、その教育する内容も参加者同士で決めたり、そのためにどんな教材で教えるか、どうやって教えるかも参加者同士で全て考えて準備しました。

その2時間ほどの教育の時間が終わったら、また校庭などで子供たちと遊んでいました。

 

私が担当していたクラスは年少さんの1番幼いクラスだったので、10時30分頃にお昼ご飯を食べる日程で、お昼の時間には子供たちに給食を食べさせたり、歯磨きをさせる手伝いをしました。

そのあとはお昼寝の時間となって、子供たちに1時間くらい添い寝して寝かしつけます。

 

子供たちがみんなお昼寝したら、私たち参加者はセンターへ戻ってお昼ご飯を食べました。

お昼ご飯を食べたあとは自由時間という感じで1日のプログラムが終了しました。

 

プログラム終了後(平日の午後)はどのように過ごしていましたか?

 

センターの方が、毎日日替わりで楽しめるイベントを用意してくれていました。

タイ語のレッスンをしてくれたり、料理教室でタイ料理を教えてくれたり。

 

ナイトマーケットやショッピングセンターにも連れて行ってもらいましたし、ビーチにも行きました。

自分から何か行動をしないと何もすることがないというような感じではないので、現地をよく知らない私でも楽しく過ごすことができました。

 

そういったイベントや交流があるので、参加者のみんなと交流ができたり、現地の文化や生活を楽しむこともできました。

 

滞在先の宿泊施設や現地での食事などについて教えてください!

 

まず、食事に関してですが、私自身あまりタイ料理に詳しくないので、どんな料理が出てきたとかはよくわからないんですけど、味は全部すごく美味しくて好きな料理でした。

よく海外で生活していると日本食が恋しくなると聞きますけど、私は5週間いても特に日本食が恋しくなったりはしませんでした!

 

基本的に毎食提供されましたが、ナイトマーケットなどに行ったときは外食をすることもありました。

屋台がすごく賑わっていて、そこで美味しいローカル料理も食べました。

東南アジアは英語圏の先進国よりもかなり物価が安いので、美味しい地元の料理を安く食べられて、東南アジアならではの魅力だなと感じました。

 

宿泊施設ですが、個室と共同部屋があり、私は共同部屋に宿泊していました。

部屋の中に2段ベッドがいくつか並んでいる感じなので、自分だけのプライベート空間というものはなく、共同生活が苦手な人は個室の方がいいかなと思います。

ですが、私は共同部屋だったおかげで同じ部屋の仲間とたくさんコミュニケーションが取れて、仲を深めることができたので共同部屋でよかったと思います。

 

個室に滞在していた友人のところへ遊びにいったら、思っていたよりも綺麗で設備も充実していて、とてもびっくりしました。(笑)

ベッドもシャワーもトイレも全て完備されていて、すごくいい部屋でしたね。

 

今回のプログラムや海外ボランティアはどんな人にオススメだと感じますか?

 

まず、海外ボランティア自体は、「ホームステイがしたい」「語学学校に通ってしっかり語学を学びたい」など明確なこだわりがなく、「海外留学に興味がある」と思っているような人にすごくオススメだと思います。

私も明確に海外留学で何がしたいというこだわりがない状態でしたが、このプログラムに参加して自分が目標としていた経験も積むことができたし、海外の雰囲気や文化をしっかり楽しむことができたので、すごくいい経験になったと感じます。

 

また、教育プログラムに関しても将来教育関係の仕事に就きたいとか、子供と関わる仕事がしたいと思っている方にオススメだと思います。

子供たちに、何をどうやって教えるかも自分たちで考えて、自分たちで教材も準備して、それで子供たちが楽しく学んでいる姿を見ることができて、すごく楽しく実践的な経験を積むことができたので、将来に生きてくると思っています。

 

あとは、海外留学と聞くと外交的で活発な人じゃないと苦労するんじゃないかっていうイメージがあると思いますけど、内向的な方でも気後れせずに参加できるので、そういった不安がある人でも実際に行ってみると楽しめると思うのでオススメしたいです。

 

英語力に自信がない人でも楽しむことができると思いますか?

 

私もネイティブの方と比べたら英語力はまだまだ足りないですし、そこの部分の不安というのはもちろんありました。

実際行ってみると、ヨーロッパの方々は流暢に英語を話していたので、若干気後れというか心配になる部分もありましたが、話してみると皆さん優しい人なのでこちらの言いたいことを汲み取ろうとしっかり聞いてくれたり、ゆっくり話してくれたりしたので、すぐに私も慣れることができました。

 

全く英語力がないという人はもちろん苦労する部分もあると思いますが、最低限の会話ができるレベルであれば困ることはないと感じました。

相手が何を伝えようとしているのかがなんとなくわかって、文法とかは合っていなくてもなんとか単語で話して相手に伝えることができれば大丈夫だと思います。

 

かれんさんにとってプログラムに参加した5週間はどんなものでしたか?

もともとこのプログラムに参加する目的だった、自分の将来の展望を支える経験をするという目的だけで参加したんですけど、もちろんその目的を果たすような体験を積むことができましたが、それ以上にたくさんの貴重な経験を積むことができた5週間でした。

 

ホームステイでは味わえないような、色んな国籍の方と寝食を共にして関わることができて、色んな国の価値観を共有することができたし、もちろん語学力も成長できたと感じています。

24時間、ずっと一緒に仲間と過ごすので語学留学と比べてもすごく仲良くなりやすくて、1秒1秒が全て自分の財産になるような、本当に素敵な5週間を過ごすことができました。

 

最後に、このプログラムに参加して一番良かったと感じることを教えてください。

 

本当にたくさんの学びや貴重な経験を得られたので、とても素晴らしい時間を過ごせたなと感じていますが、一番と言われると”素晴らしい仲間との出会い”だと思います。

 

実は今でも連絡を取り合っている友達が20人くらいいます。

連絡を取り合っている友人とはまた将来どこかの国で会いたいと思います!

 

そういった仲間との出会いもそうですが、連絡先を交換できていない仲間とも、一緒に過ごした時間の中でたくさんの素晴らしい話ができたし、自分の励みになるものがありました。

 

連絡を取っている取っていないに関わらず、ボランティアに参加して出会えた全ての人に本当に感謝しています。

今もその人たちとの出会いが自分の支えになっているし、この先の将来も支えになると感じています。

 

まとめ

富永かれんさん、改めてインタビューにご協力いただきありがとうございました!

 

高校3年生とは思えない大人びた表情で、でも楽しそうに思い出しながら語る姿を見てこのプログラムを紹介して本当によかったと思いました。

今回の経験が今後のかれんさんの人生の糧となり、かれんさん自身を支えるものとなってくれると大変嬉しいです!

 

今回ご紹介したプログラム以外にも、医療・福祉関係のプログラムもありますし、東南アジアをはじめ世界中に参加できるプログラムをご紹介できますので、またいつか海外留学に参加したいと考えていただけたら、またお気軽にご相談ください。

 

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また、他の方の経験談もご紹介していますので、気になる記事があれば合わせて読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

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