アメリカの大学は4000以上あると言われていますが、その中でもいくつかの種類があります。
ここでは、アメリカの大学の種類と特徴についてご紹介をします。

リベラルアーツ・カレッジと私立総合大学

リベラルアーツ・カレッジは様々な知識や教養を培う為の大学で、学生の自由な発想を大切にし探究心を育てる教育を主体として設立されています。

アメリカ全体では600校程あり、ほとんどは私立となっています。

また、多くの生徒は寮で生活をするようになっており、500~3000人がともに生活をしながら幅広い分野の勉強をしています。

私立総合大学はリベラルアーツ・カレッジよりも専門的な分野を深く追求する為に設立された大学で、大学院での研究に力を入れており高レベルなスキルを身につける事が出来ます。
スタンフォード、イェール、ハーバードは総合大学に位置付けられています。

 

州立総合大学

州立総合大学はアメリカに650校程があり、多くは農業や工業の専門知識を得る事が出来ます。
アメリカの西部の広大な土地を有効利用する為に設立された大学で、畜産業や林業等の経営学、実務を教育しています。

その為、基本的にはその州で生活をしている人であれば書類のみで入学をする事が出来ますが、総合大学に発展をしている大学もある為、入学時に選抜を行う大学も増えてきています。

 

コミュニティ・カレッジ

コミュニティ・カレッジは二年制の大学で職業訓練を受ける為に設立された大学です。

州で生活をしている人であれば誰でも入学をする事ができ、学費も無料の大学が殆どですが、職業訓練が主体である為、総合的な授業が少なく4年制への大学へ編入をする事はかなりの難関だと言われています。

このように、アメリカの大学には様々な種類があります。
大学を選ぶ際には自分がどの分野について学びたいのか、授業料の比較等をしてきちんと通える大学を選択するようにしましょう。