留学をしている最中も、同じ留学生やその他の生徒と一緒に外で遊ぶという機会も出てくることでしょう。
その際必要となるのはお金ですが、お金を手に入れる為には留学しながらもアルバイトを行わなければなりません。

しかし、基本的に留学生は学生ビザのみでアルバイトを行うことができないということはご存知だったでしょうか?
国によっては留学生でもアルバイトができる国と、そうでない国、またはアルバイトができても規則がかなり厳重な国もあるため、留学前にはしっかり調べておくと良いでしょう。

アメリカの留学生はアルバイトができる?

アメリカの場合、留学生は原則としてキャンパス外でのアルバイトは禁止されており、基本的にはキャンパス内の図書館や食堂などで働くことができます。
労働時間は週に20時間まで、最低賃金は留学先の州によって変わりますが、最も低くて約7ドル、高くて約9ドルとなります。
そして、大学院に通っている留学生に限り、大学教授のアシスタントとしても働くことができるのです。

また、無事大学を卒業した後は一年間のみ現地で働くことが許されるのですが、語学留学をしている方のみ、卒業をしても働くことが許されていません。
もし、アルバイトを禁止されているにもかかわらずアルバイトを行った場合、日本へ強制送還される場合もあるため注意が必要です。

カナダの留学生は学生ビザだけでもアルバイトができる!

アメリカに次いで留学生からの人気が高いエリアはカナダです。
過去のカナダの場合、学生ビザとは別に就労ビザが発行されていますが、これら二つを取得することができれば、留学生(高校生&語学学校に通っている生徒は含まない)でも学業を行いながらアルバイトも並行して行うことができました。

しかし、今では例え就労ビザを取得していなくても、学生ビザのみで週20時間までのアルバイトが許されています。
そしてアメリカと異なる点は、アルバイト可能範囲がキャンパス内限定でないということです。

ただし、これには条件があり、「フルタイムで授業を受けている人」でなければアルバイトができません。
語学留学を行っている人は対象外となります。