ワーキングホリデーは海外に休暇目的で入国し、旅行や滞在中に掛かる費用を稼ぐための就労であれば海外でも働くことが出来るという制度ですが、この制度を申請するためには数々の条件をクリアしている必要があります。
その国ごとに条件は多少変わりますが、大きな違いはないのでこちらで申請するための条件を学んでいきましょう。

ワーキングホリデー制度を受けるための8つの条件

1.日本国籍である

日本でワーキングホリデーの申請を行う場合、日本国籍であることが条件に含まれます。
日本に住んでいたとしても国籍が違う方は申請することが出来ません。

 

2.休暇を目的としている

旅行や休暇を目的として入国し、働くのはその滞在資金を稼いだり旅行費用を稼ぐためにこの制度があります。
そのため、働くこと・お金を稼ぐことを目的としてしまうと申請は通りません。

 

3.ビザ申請時の年齢が30歳以下

ワーキングホリデーは基本的に若者が海外の文化や生活を体験することで、国の相互理解を深めていくことを目的としています。
そのため、申請には年齢制限があり、18歳以上から30歳以下の方でないと申請することが出来ません。

ただし、この年齢制限は各国によって異なっており、申請した時に30歳以下であれば良い国や入国時に30歳以下であれば良い国、25歳以下までの国など様々です。
行きたい国の年齢制限はきちんと確認しておきましょう。

 

4.子どもや被扶養者を連れて行かない

扶養している家族がいても、同伴させることは出来ません。
夫婦や家族が別々にワーキングホリデーを申請することは可能です。

 

5.海外へ渡航するための航空券と、帰りの航空券またはそれを購入するための資金を持っている

往復の航空券を用意するか、もしくは帰りの航空券を後で購入できるようにその分の資金を申請時に用意しておく必要があります。

 

6.滞在期間中に生活できるための十分な資金を用意する

各国によって十分な資金が決められている場合がありますが、日本円でおよそ25万~50万円程度は必要となります。
しかし、十分な資金も必要最低限の資金となっているので、出来れば100万円近く用意しておくと海外での暮らしも充実したものになるでしょう。

 

7.健康であること

健康診断を受けて特に問題がなければ申請することが出来ます。

 

8.一度もワーキングホリデー制度を受けたことが無い

ワーキングホリデーを利用したことの無い方が基本的に申請することが出来るのですが、国によっては二回目の申請を許可しているところもあります。
二回目の申請でも条件をクリアしなくてはならないので気を付けましょう。