留学を考えている時に、身仕度などに気を取られて、なかなか自分の健康チェックを忘れてしまうこともあるかもしれませんが、海外に行く時には気になる部分は必ず治療してから留学に行くようにしましょう。

特に、つい放っておいてしまいがちなのは虫歯です。

留学前までに治療を済ませてから行くようにする必要があります。

あまり知られていませんが、留学前に治療しておいて良かったことの中に虫歯治療がランクンしています。

それは忘れてしまうと、大変なことになってしまうからです。

特に親知らずなどは急に痛みだす場合があり、今まで虫歯などの問題がない場合でも、突然虫歯が出てきてしまう恐れがあります。

そのため、親知らずなどは気を付けて歯磨きを徹底するか、早々に抜いてしまうか、留学前に歯科に行って相談した方が良いでしょう。

その際に、虫歯がないかの検診も一緒に受けてみましょう。
海外で虫歯になった場合、医療費の高い国もあり、20万程度請求される場合もあります。
言葉が十分に通じずに、コミュニケーションが取れない場合もあるので、留学前に完治させておきましょう。

海外の歯医者事情

国にもよりますが、海外では医療費が高くなっています。
日本では、保険などの適応で治療費が数千円程度で済みますが、海外では万単位でかかってしまう場合もあります。

特にアメリカは、医療格差もある程、お金のない人は適正な治療が受けられない場合もあり、保険のランクが低いと病院によっては帰されてしまう場合もあります。
その一方でスウェーデンでは、歯科先進国の中でもトップクラスの水準となっており、歯科治療は19歳まで無料で行っており、さらに歯科矯正も無料でできるのです。

スウェーデンでは、冬に干し肉など硬い食材を食べて過ごすため、歯がないと生命を脅かすことになりかねないため、このような制度が取り入れられています。
ドイツやイギリスでは、日本と同じような保険制度によって、費用を保険でまかなえるようになっています。