基本情報

参加者基本情報

【氏名】金子 晴香 様

【プログラム】フィジー スポーツ教育プログラム

【期間】2週間

 

今回ボランティアに参加されたきっかけを教えてください。

2022年の夏休みにカナダへ行って英語の勉強をしていたのですが、ただ英語を勉強しただけだともったいないなと思って。

それで、英語を使いながら現地でしか経験できないようなことをしたいという思いで海外ボランティアに参加しようと決めました。

 

フィジーのスポーツ教育ボランティアを選んだのは、できれば英語を教える方の教育プログラムに参加できればいいなという気持ちはあったんですけど、私自身の英語のスキルでは英語を教育できるほどではないなと思い、英語スキルがそこまで高くなくてもできるものがいいなと思って探していました。

そこで、子供達と関われるフィジーのスポーツ教育ボランティアを見つけ、これなら自分でも挑戦できそうだなと思ったので応募しました。

 

フィジーの現地の様子はいかがでしたか?

まず、空港に到着すると出迎えの人たちが現地の伝統的な衣装を着て、ウクレレを弾きながら歌っている姿を見て、すごく陽気な国だなと感じました。

空港からコーラルコーストに向かう道中で、自然の広大さに驚きました。

 

牧場とかでもないのに、街中に牛がいっぱいいたりして、家とかも大きくて全体的にスケールが大きいんだなということが印象的でした。

もちろん、海も綺麗でした。

 

フィジーの人たちはすごく優しくて、歩いていたらみんな声をかけて挨拶してくれたりしたので、治安面でも本当に良いところだなって感じました。

すごく印象的だったのが、私がATMでお金を引き出そうとしている時、なかなかお金が引き出せなくて困っていた時、近くにいた人に聞いたらすごく丁寧に教えてくれて、、見ず知らずの私にこんなにも温かく接してくれるんだなということに感動しました。

 

ボランティアに参加されたメンバーとの交流はいかがでしたか?

毎日ご飯を食べた後に、リビングのような共有スペースでゲームをしたり、現地のレストランに行ったりとかして交流することができました。

みんな分け隔てなくフランクに接してくれて、すごく馴染みやすかったです。

 

そこでみんなと色々な話をして、今の年齢や大学のこと、文化や生活の違いなどについて色々話すことができました。

話していて、やはり文化が違うんだなと感じたことがあって、私と中国人の人は毎日お風呂で髪の毛を洗うことが当たり前だったんですけど、ヨーロッパとかアメリカの人たちは毎日洗うのは良くないという話をしていて、そういう身近な生活一つとっても文化が全然違うんだなと気付きました。

 

ボランティアに参加したことで何か気づいたことや感じたことはありますか?

フィジーは全ての時間がゆっくりで、バスの到着も遅かったり、子供達が集合時間にはほとんど間に合わなかったり、ゆっくりが基本的にあるんだなということに気が付きました。

でも、私はこういう人たちもいるんだなという気持ちで、柔軟に受け入れることができたし、新鮮な気持ちになりました。

 

日本ではどうしても当たり前になっていることが当たり前でない環境になると受け入れられなかったり、自分が正しいと思うと周りの意見を尊重できない人がいると思うんですけど、そういうのはすごくもったいないなと思います。

相手の意見も尊重できれば、自分が思っていること以上のものを生み出せるかもしれないのに、否定してしまえばその可能性がなくなってしまうので。

文化や考え方などの違いを柔軟に受け入れられることが大切だなと気付きました。

 

現地での生活環境はいかがでしたか?

まず、インターネットなんですが、お店やレストランとかには普通にW i-Fiがあったのでネットに繋がりましたが、夜は繋がりにくかったり、現地の人たちが暮らしている集落ではネットが繋がらず、圏外になるということがありました。

 

宿泊していた部屋に関してですが、私たちの部屋だけ2人部屋で、お風呂トイレ付きだったので快適に過ごすことができました。

日本に比べると綺麗さは劣りますが、お湯も出るしトイレも水洗で特に困るようなことはなかったですね。

 

食事に関しても美味しくて、口に合わなかったりお腹を壊してしまったりすることはありませんでした。

 

ボランティアのプログラムで良かった点や苦労した点があれば教えてください。

良かった点としては、現地の子供達がすごくフレンドリーに接してくれて、私は最初緊張していたんですけど、積極的に話しかけれくれました。

スポーツ教育といってもバレーをずっとしていたんですけど、細かなルールを決めずに始めたので、どのタイミングで交代するとかも決めてなくて、なかなか私が入れないなと思っていた時に、子供達が「次入ろう!」と声をかけてくれて。

子供達と結構仲良くなることができたのがすごく良かったなと思います。

 

苦労した点としては、ルールを細かく決めていないので結構難しいのに、熱中するあまりルールにすごく厳しい時があって。

ちゃんとした審判がいたわけでもないので、アウトかどうか微妙な判定の時に子供達が言い合いみたいな感じになることがあったので、その光景がちょっともどかしかったなと感じています。

 

フィジーは設備が整っているわけではないので、ネットを張るポールがなかったりするんですけど、子供だけでなく大人も参加してすごく楽しそうにしていたのがいいなと思いました。

大人も手加減することなく、本気で参加しているからこそみんなが楽しめる雰囲気が出来上がってていい関係が生まれていくんだなと感じました。

 

今回のボランティアプログラムを通じて今後の人生に活きる経験はできましたか?

フィジーでは、そこまで上手に英語でのコミュニケーションができなかったんですけど、それでもコーディネーターや子供たちは一生懸命私の話を聞いてくれて、解決するために一緒に行動してくれたので、そういう人の温かさを自分も見習いたいなと思いました。

 

現地の方々は、知らない人でも困っていたら助けるという親切心で動いてくれていたので、今度は私が日本で困っている外国人の方を見かけた時は助けてあげたいなと思いました。

 

今後海外ボランティアへ行こうと考えている方へメッセージをお願いします。

ボランティアに参加して、得るものはたくさんあると思うんですけど、失うものは何もないと思うので、思い切って参加してみてほしいなと思います。

短期間だったとしても得るものはたくさんあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

インタビューにご協力いただきありがとうございました。

フィジーのスポーツボランティアを通して、現地の方々の温かさに触れた金子さん。

他人を思いやる温かい心と、困っている人がいれば助けたいという親切心を現地の方々から学んだ経験を活かして今後も様々なことにチャレンジしていってください!

 

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