TOEICは、現在の英語力を把握するために行うテストで、合格・不合格ではなく、スコアのみで英語力を評価されます。
また、TOEICは日本人のために生み出されたテストであり、難易度はTOEFLよりもやさしく設定されているのも特徴です。

TOEICの受験時間は2時間とされており、基本的にリスニング1時間、ライティング1時間という構成でテストが行われます。これにより、聞く力と書く力を同時に計測することができるのです。

そんなTOEICを受けることをおすすめされる人物は以下の通りです。

・就職を有利にさせたい人
日本の大学生の平均的なTOEICスコアは650点とされており、最低でも600点を取っていると就職において有利になることがあります。特に、海外への出張を希望しているのであれば650点~700点以上取っていると海外での仕事も任せてもらえる場合があります。

・今現在の英語力を計測したい人
TOEICは誰でも受験する権利があるテストであり、さらに一回の受験の費用も6,000円程度であるため、「とりあえず受けてみよう」という気軽な気持ちでも受けることができます。

海外留学をするならTOEFL

海外で留学をしようと考えているのであれば、その前にTOEFLを受験することをおすすめします。
TOEFLはTOEICと異なり、英語の運用能力を測る為のテストです。
聞く力と書く力だけでなく、読む力、話す力も計測することができます。

難易度はやや高く、受験時間も4時間であるため、特に集中力が必要となります。
そんなTOEFLを受けることをおすすめされる人物は以下の通りです。

・海外留学をしたい人
実際の英語能力とは別に、その英語がキチンと実践で使うことができるのかを測ることができるため、海外で英語をフル活用したい方にはその一歩手前の指標としてTOEFLを受けることがおすすめされます。

・世界に通じる英語力を養いたい人
TOEFLは英語力を把握するだけでなく、実践的な英語力を養うことができます。
TOEFLの勉強をしながらTOEFLも受けていくことで、海外旅行や留学の際も英語に困る機会が少なくなります。