日本の大学では先生が講義を行い、話している内容や黒板に書かれているものなどを生徒が書き写していくという授業が多く行われています。
しかし、アメリカ大学では講義よりもディスカッション形式で授業が行われることが多く、留学生はこの授業形式に苦労する方が多いようです。

さらにアメリカ人は間を持たずにどんどん話が進んでいってしまうので、自分の意見を話すことは出来るもののその話の間に入れず、自分の意見を言えないという方もいます。

 

例えペーパーテストで高得点を取っていたとしても、こうしたディスカッションで発言が少ないと成績評価を落としてしまう可能性もあるのです。

上手くディスカッションで意見を述べるには?

ディスカッションの輪に早く入り込むためには、予習がとても重要になります。
ある程度知識を身に着けておかないと、自分が考える意見も出すことが出来なくなってしまうためです。

また、発言の内容も事前に考え、決めておくことで話しやすくなります。
内容を事前に決めてしまえば、その英文を話すことに関しても練習することが出来るのです。
長文で言おうとせず、まずは短くても発言していくことが大切です。

意見に乗っかることは悪いことではない

ディスカッションの中で、何か自分としての意見を述べようと色々考えてしまって、結局話に入れなかったという場合もあります。ディスカッションはもちろん意見の内容も大切ですが、自分から積極的に発言していくことが大切で、先生もそこを評価してくれます。
そのため、もしも自分の意見が思いつかない、意見はあるけど表現が分からないという場合には、他人の意見を参考に自分の意見を述べましょう。

例えば、「私は彼の意見に賛成です。なぜなら~、と私は思います。」というように、誰かの意見に乗ることで話し合いにきちんと参加することが出来ます。
ディスカッションにおいて同調することは決して悪いことではありません。
全員が同じ意見になることだってあり得るのです。
アメリカでの授業に慣れるために、少しずつでも自分から参加していくことが大切です。