基本情報

今回の参加者である斉藤彩華さんと、ホアヒンの基本情報をご紹介します。

 

参加者基本情報

【氏名】斉藤 彩華 様

【プログラム】タイ幼稚園教育プログラム

【期間】2週間

 

 

行先地域情報

【国名】タイ王国

【地域】ホアヒン

【言語】タイ語(英語はほとんど用いない)

【人口】約6,600万人

【広さ】約51.4万km²(日本の1.4倍)

【通貨】バーツ(1バーツ=約3.9円)

【時差】-2時間

【距離】成田国際空港からバンコクまで直行便で約7時間15分、バンコクから3時間

 

それでは斉藤彩華さんの経験談をご紹介していきます。

 

参加前のことについて

プログラムに参加する前に、どんなきっかけがあったのか、なぜこのプログラムを選んだのかなどをお聞きしました。

 

海外ボランティアに参加しようと思ったきっかけを教えてください

私は、大学生活の中で今までに無い新しい挑戦をしてみたいと考えていました。私は過去に短期留学に2回行ったことがあったので、新しい挑戦として私の選択肢にあったのが海外ボランティアか海外インターンシップに参加することでした。

自分で情報収集するために、「海外ボランティア」で検索したところディーサイドのサイトを見つけて、「海外ボランティアやってるんだ」というのを知りました。

 

「新しい挑戦」が私の中のキーワードで、自分だけではなくて他の人もやったことがないようなことをしてみたいという想いがありました。

調べていると、海外ボランティアに参加することが私にとってベストだと感じ、新しい視点で海外を見てみたいと感じて参加を決めました。

 

なぜ、こちらのプログラムを選んだのですか?

私がタイに行ったことがなくて、行ってみたいという気持ちがありました。周りの人や両親から、タイの人はみんな優しくて温かいと聞いていたので、最初にボランティアに行くなら治安面なども含めてタイが良いと思っていました。

 

また、私は過去に塾講師をしていたこともあって勉強を教えるのが好きでした。幼稚園の職場体験にも行ったことがあり、その時に小さな子供達と触れ合って楽しかった経験から、私にぴったりだと思って、こちらのプログラムに決めました。

 

プログラム参加中のことについて

それでは実際にプログラムに参加された斉藤さんが感じたことや学んだことを聞いていきましょう。

 

実際にタイに行ってみた感想はいかがですか?

タイの方々は本当に優しくて、現地のコーディネーターの方はもちろん、幼稚園の先生や街中のタクシーの運転手さんもすごく気さくで優しくて、私は助かりました!

 

治安面では、危険な地域に立ち寄らなかったし、栄えている街中にしか1人で行くことはなかったので、危険を感じることはありませんでした。

タクシーに乗っていると、タクシーの運転手さんが「夜は絶対に1人で出歩かない方が良い」と用心深く注意してくれたので、ちゃんと守っていました。

お昼や夕方にしか1人で出歩くことはせず、夜はみんなでナイトマーケットに行く時など集団行動の時に外出していました。

 

食事に関しては、私はどれも好きな味付けで美味しく感じました。

中には辛いと言っている人もいましたけど、日本である程度辛いものを食べられるなら大丈夫だと思います。

料理名はよくわからないですけど、一般的なタイ料理で、どれも食べてみたら美味しかったです!

 

プログラムの参加者の国籍はどのような感じでしたか?

イギリス人のグループが参加していたので、イギリス人の方が1番多かったです。

他にも、スペインやオランダ、ノルウェーなどヨーロッパの人がほとんどでした。

アメリカから参加していた人も2人いました。

 

私は過去に短期留学した時、現地の高校にも通っていたことがあるんですけど、アジア人が私1人だけで他の国の人たちがこんなに固まっている環境というのはなかったので、すごく新鮮でした。

最初はこの環境が不安でしたし、ヨーロッパの方はすごく仲間意識が強くて普段アジア人の人と接する機会もないからか、私が話しかけても向こうもどう接して良いかわからないような反応をされたこともあったので、悩ましい時間も正直ありました。

 

アメリカ人の方はすごくオープンでウェルカムな感じだったので、アメリカ人の方とはすごく仲良くしてもらいました。

 

ただ、イギリスの方でも日本にすごく興味を持ってくれる人がいて、その人が私に日本のことを色々聞いてくれたので仲良くなり、2週間すごくお世話になったと思います。

 

タイの教育現場を実際に見て、何か感じることはありましたか?

私は、日本よりもタイの方が英語教育が進んでいるように感じました。

私が小さい頃は、幼稚園から英語教育を受けることはなくて、文法とか本格的な英語を学ぶのは中学校からでした。

 

でもタイでは、こうして幼稚園児に対して英語教育をしていて、飲み込みが早い幼少期に英語に触れる機会があるのはすごく素敵だなと思いました。

ただ、タイでは誰でも幼稚園に通えるわけではないので、そういった面では日本の方が恵まれているなと感じます。

 

給食だったり、衛生面においても日本はすごく整っているので、日本のありがたみを実感しました。

なので、さらによくするためには教育面の整備を進めて、もっと新しいものを取り入れて行くべきではないかなと感じました。

 

プログラム中に大変だと思ったことはありますか?

まず、タイの子供達に英語を教える際に、共通言語がない状態でコミュニケーションを取ることが難しくて大変でした。

子供たちはもちろん、先生方とも英語でコミュニケーションを取ることができなかったので、どうやって言葉を伝えれば良いかわからず、最初は苦労しました。

 

ジェスチャーや身振り手振りの非言語の部分でなんとか頑張って伝えていましたが、それも自分なりに工夫して、紙に書いて見せてあげるなどしてだんだんスムーズにコミュニケーションが取れるようになってきました。

 

寮生活に関しては、朝起きてから夜寝るまで常に誰かと生活を共にしなければいけなくて、メンバーも変わらないから自分と合わないなと感じる人とでもずっと一緒にいるというのは、私にとっては大変でした。

特にヨーロッパの人たちはお酒を飲んだりタバコを吸ったりしている人が多くて、夜はバーに遊びに行ったりしていたんですが、私はそういうのが苦手でした。

 

そういった付き合いをしなかったからこそ、他の部分でコミュニケーションを取っていかなきゃと思って、自分から積極的に話しかけていかないとそのグループに馴染むことができなかったです。

人間関係の部分では、今まで私が経験してこなかったような状況も多かったので、結構悩むこともありましたし、苦労したなという印象があります。

 

プログラムを終えて

このボランティアプログラムを振り返ってみて、斉藤さんが感じていることをお聞きしました。

 

プログラムに参加して良かったと感じていることはありますか?

よかったことは、自分の見える世界が変わって世界が広くなったように感じることです!

どんな困難でも最後まで立ち向かうことの大切さを身をもって体感しました。

困難に立ち向かうことはすごく難しくて、やっている時は辛い時間に感じるけど、やり切ることでそれが後々自信に繋がる。

今は本当に頑張ってよかったと感じています。

 

人間関係の部分で、悩むこともあったんですけどいい出会いももちろんありました。

まず、タイのコーディネーターの方とすごく仲良くなって、いつも話しかけてくれて日本語を教えてあげたりもした。

タイの方はすごく日本文化に興味があって、現地には日本語のお店もあって日本への愛を感じたことが嬉しかったです。

 

一緒にプログラムに参加した人の中でも、イギリス人の方とオランダの方とすごく仲良くなりました。

イギリス人の方は、本当にすごく日本に興味があって一緒にショッピングモールに行ってたくさん買い物をしたり、すごく楽しかったしお世話にもなりました。

オランダ人の方とは、最終日の夜に2人でお互いの過去のことだったり夢のことを語った思い出がすごく印象に残っています。

 

最後にいい思い出を作ることができて、本当に参加してよかったと思っています。

 

今後の参加者に向けてメッセージをお願いします。

強い気持ちをもって参加することが大切だと思います。

どういうものを楽しみたいのか、どのように成長したいのか、何を達成したいのかなどが明確になっていた方が、より目的意識を持って意欲的に取り組めると思うからです。

私は、「行く前の自分より絶対成長して帰ってくる」と決めて参加しました。

思っていた経験とは違う経験もできて、たった2週間でこんなにも成長できるというのは、普通に過ごしていれば絶対になかったと思うので、すごく貴重な機会でした。

 

あとは、みんな積極的に話しかけてくれたり、助けてくれるわけではないので、主体的に行動するべきだと感じました。

上手く行かないなと感じた時は、考えを切り替えて他のことに目を向けてみるのもいいと思います。

自分が頑張ってもどうしようもないことはあるので、やり切ったと思えるなら、それ以上無理して気に病む必要はないので。

それよりは別のことに目を向けてみて、自分が楽しめるように行動すればきっといい経験になると思います!

 

ご協力ありがとうございました!

斉藤さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!

今回は珍しくグループ参加されていたイギリス人の方々がいたようで、人間関係の面で苦労することも多かったと思いますが、そういったトラブルもひっくるめて、全て自分の成長の糧にできた斉藤さんは、この先もきっとどんなことにも全力で挑戦できる素晴らしい方だなと感じました。

そして、自分なりに工夫を繰り返し、楽しい思い出として2週間を過ごしていただけたこと、大変嬉しく思います!

また今後他のプログラムへの参加をご希望の場合は、いつでも気軽にご相談ください。

 

ディーサイド留学情報センターでは、今回の斉藤さんのように海外ボランティアの体験談を聞かせていただける方を募集しております。

当センターからボランティアに参加し、帰国後にインタビューへご協力いただけた方には、ささやかですがお礼としてamazonギフト券などもお渡ししております。

 

夏休みに海外ボランティアに参加したい方はお早めにご連絡ください!

オススメのプログラムが気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

 

当センターは無料カウンセリングを承っております。

行きたい国や地域、予算感、やってみたい内容などをお聞かせいただければ、プロのカウンセラーがあなたに合わせた最適なプログラムをご提案いたします。

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